手づくりパン講座 〜MEMBERs Only〜

■手づくりパン講座FAQ

テキスト2関連の質問

クロワッサンについて

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フランスパン作り

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クロワッサンについて

クロワッサンの材料で使う油はサラダ油など、太白ごま油以外で代用できますか?太白ごま油を使用するのはなぜですか?

 太白ごま油は、風味豊かでラードなどの健康に悪い動物性油脂ではなく、パンがおいしくなります。福王寺先生が長年の経験から健康第一に考え、なおかつおいしいという両方の願いを叶えています。

 いろんな油脂でお試しになってみてもいいでしょう。

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クロワッサンには、細長い菱形のものと、三日月型に丸まっているものがありますが、何か違いがあるのでしょうか?

 フランスでは、菱形のクロワッサンはバターを使っているという形だそうです。三日月型はマーガリンを使っているという印だそうです。

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クロワッサンで、中種の材料で練乳を使用するのは何のためでしょうか。

 練乳やハチミツは、酵母の働きを助けるもので、えさの役割をしています。中種を元気にさせているんですね。そのほか、食べたときの口当たりをよくしたり、なめらかにしたりという効果があります。

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クロワッサンの中種は30℃ 6時間の発酵後、すぐに使用しても良いのでしょうか?
それとも必ず冷蔵庫で一旦冷やしてから使用するのでしょうか?

 すぐ使うのであれば、そのままお使い下さってけっこうです。 保存する場合は、冷蔵庫に入れおきましょう。

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クロワッサン生地のこねは、ざっくりでこねすぎないとありますが、そうすることによってどのような食感のパンができあがるのでしょうか? また、もしイーストでつくるとしても同じこね具合なのでしょうか?

 クロワッサンの生地は、バターを織り込んでサックリした食感にします。ですから、こねを強くしてもちもちにしては逆効果になってしまいます。イーストでもこねすぎないのは同じです。

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クロワッサンについて 冷蔵庫で保存した元種をミキシングに使う際は冷たいまま使って大丈夫?

 基本は常温まで戻してから使うのがいいでしょう。酵母は25℃前後で活発に発酵します。

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山形食パンとクロワッサンのミキシングについて。食パンのほうは「つるっときれいになったら」とだけ書いてありますが、もう少し具体的に時間やグルテンチェックなどで見極める目安はありますか? また、クロワッサンはこねすぎないようにするのはなぜですか?

 テキスト1のグルテンチェックほどのことは、オーバーナイト法ではあまり必要ありません。チェックをしなくとも、オーバーナイト法で十分発酵するからです。こねと転がす時間は5分程度です。特にクロワッサンはあまりこねません。

 クロワッサンの生地はバターを織り込んでサックリさせることが目的です。ですからこねを強くしてもちもちにしては逆効果ですよね。DVDで見たとおりの感じです。表面が荒いまま、次の工程に移ってください。

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クロワッサンを作るのに5日間の工程がありますが、3日目の約10時間以上冷蔵発酵とかかれていますが最大で何時間まで冷蔵庫に入れておいて大丈夫ですか? 次のバターの折込も一晩冷凍庫へ入れますとありますが、2日間ぐらい冷凍庫に入れておいても大丈夫でしょうか?

 冷蔵は24時間まで大丈夫です。冷凍は3日くらいなら平気です。

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クロワッサンの生地(三角、四角)を分割のときに伸ばしたときに向きはありますか? また、向きが違うとどうなりますか?

 伸ばし方から考えても、特に方向はありません。従って向きが違いませんので特に影響はありません。

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クロワッサンのバターの折り込み作業についてですが、バターを折り込んだあと、伸ばしているとき、生地が薄くなりバターが出てきてしまいます。どうすればいいですか?

 きちんとバターを包み込んですき間のないような生地を作ることが大切です。伸ばしている最中にバターが生地から出てしまった場合は、冷凍庫で冷やして生地を落ち着かせて作業しましょう。また打ち粉をして生地をふさぐようにしてください。

 クロワッサンは生地を冷やした状態でバターを入れ込み、伸ばして層にしていくという工程です。温度や湿度の高い季節はべたつくので、よく冷やして作業を進めましょう。

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クロワッサンの折り込み後、一晩冷凍庫で入れるという記述がありますが、 「冷凍」することのメリットは何でしょうか。

 一晩冷凍庫で休ませる目的は、バターを折り込んだときに生地が傷んでいるので、一晩かけて回復させるためです。伸ばしたとき、生地にはかなり力がかかっていますので、それを緩めて、グルテンを回復するのです。

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クロサッワンの成形で三角形の底辺に切り込みを入れるのはなぜですか?

 切り込みを少しひろげて巻くことで、三日月の形にできるからです。

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クロワッサンの焼成でちょうど良い焼き具合を、時間ではなく温度で調整するのはなぜですか?

 時間を長くするとバターが溶け出てしまうので、時間を一定にして焼き上がる温度を探すわけです。

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カスタードクリームのレシピ

 下にご紹介していますカスタードクリームは、毛利将人先生が製パンシェフを務めたフランスの高級ホテル、「クリヨン」直伝のものです。どうぞおためしください。

カスタードクリームの材料
材料 分量 牛乳を100%とした分量比
低温殺菌牛乳 170g 100%
グラニュー糖 29g 17%
薄力粉 3g 2%
コーンスターチ 14g 8%
卵黄 31g 18%
バニラビーンズ(ペースト) 0.3g 0.2%
無塩バター 10g 6%
合計 257.3g 151%
カスタードクリームづくり
  1. 牛乳を鍋に入れて弱火にかける
  2. ボウルに卵黄とグラニュー糖を入れてすぐに混ぜる
  3. コーンスターチと薄力粉を入れて白っぽくなるまでかき混ぜる
  4. バニラビーンズ(ペースト)を入れてよくかき混ぜる
  5. 牛乳が沸騰したら止める
  6. ボウルに牛乳を半分入れてすぐにかき混ぜを再開する
  7. 牛乳を足す
  8. かき混ぜたものを鍋に入れて手早く混ぜる
  9. 鍋を強火にかけながら混ぜる
  10. 1分半〜2分ほど火にかけて混ぜたら下ろしてバターを入れ、バターが溶けるまでゆっくりかき混ぜる
  11. ボウルに移してラップをかけて冷蔵庫で寝かせる
  12. バターを入れたら溶けるまでゆっくりかき混ぜる

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いちごのミルフィーユ仕立ての成形で、生地を2つ折りにした後に、折り目の中心部を指でつまんで押さえるのはなぜでしょうか?

 ここはパンを後で切り開いて使うときの、ちょうつがい部分になります。つまんであると、焼き上がった後もそこが丈夫になるわけです。

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りんごのコンポートの作り方を教えてください。

りんごのコンポート
材料 分量 材料 分量
りんご 2個 砂糖 50g
白ワイン 100cc レーズン・レモン 適量
50cc ラム酒 お好みで
バター 10g    
作り方
  1. りんごの皮と芯をとり、縦に16等分します。
  2. お鍋に水、りんご、レーズン、白ワイン、砂糖、バター、レモンを入れ、弱火で焦げ付かないように軟らかくなるまで煮ます。
  3. りんごが柔らかくなったら、火を止めて冷やしておきます。

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アーモンドクリームのレシピ

 アーモンドクリーム (約2カップ)の材料。

アーモンドクリーム (約2カップ)
材料 分量
粉糖 100g
アーモンドパウダー 100g
Mサイズ2個
バター 100g
シナモン (香りづけ程度)
作り方
  1. 粉糖とアーモンドパウダーよく混ぜておく。
  2. 卵は泡立器で泡が立たない程度に撹拌しておく。
  3. 別のボウルに、室温に戻したバターをクリーム状になるまでハンドミキサーなどでよく撹拌する。
  4. ”3”のバターに”1”を少しずつ加え、よく混ぜ合わせる。
  5. ”4”に”2”の卵を少しずつ加えてよく混ぜ、シナモンを加えてさらによく混ぜ合わせる。全体がもったりとするまで混ぜ合わせて出来上がり。

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フランスパン作り

ホシノ天然酵母の中種法でつくるフランスパン

<中種法バゲット>
まずフランスパン専用粉で中種を作ります。

中種
材料 分量
フランスパン専用粉 100%
100%
2%
生種 10%

これを6時間以上25℃程度の温度で発酵させます。→中種が完成。

生地
材料 分量
フランスパン専用粉 100%
天日塩 2%
中種 40%
生種 5%
モルトエキス 1%
50〜55%
合計 198〜203%

 この材料をこね、30℃で90分間のフロアタイムを取ってください。あとはテキスト1、53ページの4から始めてください。

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日本創芸学院 学習サービス課 pminfo@gakuin.org
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